2017年 07月 20日
【開催レポート】大倉山発!コミュニティビジネスの作り方
大倉山ビジネスサロンについてはこちら
今回は神奈川だけでなく、東京、茨木からも集まってくだいました。ありがとうございました。
第31回大倉山ビジネスサロン『パワースポット大倉山!地域コミュニティの女性オーナー4名が語る 大倉山発!コミュニティビジネスの作り方』を開催しました。コミュニティの創り方、実際の運営、広げ方についてお聞きしました。
発表者:
①鈴木智香子さん NPO法人 街カフェ大倉山ミエル代表理事。一級建築士。
【地域が見える大倉山みんながみえる通信発行にいたるまで〜】どこに誰がいるかを見える化!
大倉山みんながみえる通信は、地域をつなぐ新聞として今年2月に創刊した地域新聞です。「地域レポーター養成講座」を開催し、市民ライターの育成等を経て実現されました。特徴は、大倉山の街のどこに誰がいるかを見える化していること。
認知症カフェを開催する「ギャラリー・カフェ夢うさぎ」 、ヨコハマ市民まち普請事業選定「大倉山おへそ 」、「社会福祉法人かれん」等の拠点を紹介し、誰のためにどのような活動をしているかをわかりやすく記載しています。それができたのは、地域のコーディネーターとして活躍する鈴木さんのこれまでのつながりがあってこそ。
「活動をしていると、周囲に伝わって手伝ってくれる方や、利用してくださる方が増える」と、常に行動を起こし人とのつながりを増やしていらっしゃるのです。また、助成金や補助金などをうまく活用されているのも印象的でした。
大倉山ミエルHP:https://cafemiel.jimdo.com/
②I♥NET~アイネット~稲垣多佳子さん
「出産・子育ての中の問題解決が仕事に~INetのこれまでとこれから」身近な課題解決が仕事に!
お子さんのアレルギー症状が気になって出産後は家に引きこもっていたという稲垣さん。仕事復帰して保育園に預けられたことで気は楽になったものの、通勤時間が長く保育園に長時間預ける日々に疑問を感じ退職。いざ、主婦生活が始まると友人も少なく、子連れで出かけられる場があまりないことに気づきます。だったら自分で教室を開こうと飾りずし教室を開講。今では、同じように子連れで行ける習い事&サロン情報を掲載した「MAMASTYLE」を発行し、大倉山記念館を借り切ったイベントも開催。集客が苦手な教室主催者のために、「生徒さんに配布できる冊子」として活用されています。
「かつて家に引きこもっていた自分を助けたくて」が事業の原動力という稲垣さん。今年から手掛けるカルチャースクールも楽しみですね。
I♥NET~アイネットHP:https://inet-kohoku.jimdo.com/
③ごはん屋MOGUオーナー中川陽子さん
【オープして9か月の成果、地域とのつながり】コミュニティの創出
Uー18定食で人気の食堂、ごはん屋MOGU。花屋カフェラプティフルールの定休日である木曜日だけ営業しています。塾や部活で忙しい子供たちの孤食解消のためにオープンして9か月。中学生の利用も増えてきたそうです。さらに、働くママたちの待合せ等の場等としても利用され、ランチの時間帯に集まる方々もいて食堂をオープンしたことが「コミュニティ創出」に繋がっているそうです。
Uー18定食で人気の食堂、ごはん屋MOGU。花屋カフェラプティフルールの定休日である木曜日だけ営業しています。塾や部活で忙しい子供たちの孤食解消のためにオープンして9か月。中学生の利用も増えてきたそうです。さらに、働くママたちの待合せ等の場等としても利用され、ランチの時間帯に集まる方々もいて食堂をオープンしたことが「コミュニティ創出」に繋がっているそうです。
今後は、潜在的なターゲット、例えば塾弁や子供たちを支援する層(学童スタッフ、先生等)へのアプローチを考えているそうです。印象的だったのは「スタッフを大切にしたい」という言葉。木曜日以外は別の仕事を持ち、それぞれの強みを活かして働くスタッフたち。お客様だけでなく働く側も楽しくいたいというスタンスで事業を展開されています。これからは「仕掛ける側でもいたい」とおっしゃっていました。
Facebookページ:https://www.facebook.com/GohanyaMOGU/
④花屋&カフェ ラ・プティフルール代表 今村奈美子
【ビジネスと地域をつなぐプラットフォームカフェの未来】リンクと循環!
「柔軟性」「こだわりを持ちすぎない」と、周囲から持ち込まれた企画を受け止めることでチャンスを広げてきた今村さん。庭造りの相談を受けることが続いたことから、庭造りのプロQ-GARDENと提携し、お店でもガーデナー講座を開催。さらに山崎明子さんの発酵教室開催をきっかけにカフェメニューに発酵プレートや甘酒を導入。神奈川県産の野菜にこだわった大野菜を利用、ご近所のヨガスタジオ「一木ヨーガスタジオ」とのコラボなど、地域の方や企業とリンクしながら事業も広げているのです。神奈川県警とのコラボで、「息子はサギ」ポスターを母の日ギフトに使用したエピソードもインパクトがありました。
「あのカフェはいつもユニークな試みをしている」と話題になり、さらに話が舞い込む、まさにビジネスと地域をつなぐプラットフォームカフェとして機能しています。今後の企画も楽しみですね。
花屋&カフェラプティフルールHP:http://www.petite-fl.ecnet.jp/
大倉山ビジネスサロンブログ:http://ouchi735.exblog.jp/
今回は神奈川だけでなく、東京、茨木からも集まってくだいました。ありがとうございました。
by petit-fl
| 2017-07-20 16:28
| 大倉山ビジネスサロン